【山形・お米】・・そんな中、山形でもいよいよ稲刈りがスタートしました

稲刈り作業

7月下旬頃から世の中では米不足とのニュースで
持ち切りとなっていました。

このような事態を招いたことにはいくつかの要因がありました。

昨年の作況指数は101とほぼ平年並みでしたが、
これはあくまでも田んぼから収穫された総量の指数です。

そこから様々な選別を経て主食用米として流通していくの
ですが、昨年の猛暑による構音障害の影響で脱穀後に
選別でふるい落とされた粒の小さい米や被害粒が思いのほか
多かったようです。

玄米での選別を経て主食用として流通した米でも脆いものが
多く見られ、
精米時に砕米となり更にふるい落とされるという事例が
全国各地で見られたようです。

この結果、末端での主食米として供給される米が予想よりも
約40万トン少なくなる結果となったようです。

需要の面では今年はインバウンドが好調だっことや、
パンや麺など小麦を主原料とする食材に比べ値上がりが
穏やかだったことなどから予想以上に米の需要が伸び、
需要と供給のバランスが崩れてしまったと見られています。

そんな中、山形でもいよいよ稲刈りがスタートしました。

今年も暑い夏となりましたが、昨年ほどの猛暑ではなかったことや
生産者方々のご努力もあり収量・品質ともに平年並みを維持できる
見込みとなっています。

そして来月からは新米をお届けできることと思いますので
どうぞお楽しみにお待ちください。