【山形・お米】初市は最上義光公治世の江戸時代初期から続く伝統行事

山形_雪景色

寒波の襲来となり、日本海側を中心に大雪の影響が出ているところも多いようです。

山形市でも今日は今シーズン初の除雪車出動となりました。

そんな中、山形市中心部の大通りでは恒例の『初市』が開催されています。
商売の株を象徴した野菜の『かぶ』、長寿を象徴した野菜の『白髭』、
稔り多い豊作を象徴した『だんご木』など、縁起物を中心に多くの露店が立ち並び毎年賑わっています。

初市は最上義光公治世の江戸時代初期から続く伝統行事。

当時は定期の市が立つ町が点在する中、それらの市の中心となる十日町に
市神様を祀り、毎年1月10日に開催された市が『初市』として続いています。

現在でも山形市内には、三日町・五日町・六日町・七日町・八日町・十日町が
ありますが、その数字の付く日にその町に市が立ったことが町名の由来となっているそうです。

山形市では昭和30年代から40年代にかけて町名の改変がなされ現在の町名となりましたが、
改変前は二日町、四日町という町も存在したそうです。